2013年6月11日火曜日

WWDC2013にてiOS7発表

iTMedia
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1306/11/news039.html


いくつかのサイトで説明がされていますが、新機能を一応紹介しておきます。

コントロールセンター

機内モードや、Wi-Fi設定、Bluetoothの設定が簡単に出来るショートカットの様なもので、Androidではよくウィジットとして表示されているようなものです。
この機能が欲しくて脱獄している人もいるくらいなので、待望の機能といえるでしょう。


マルチタスク

一番の衝撃はこの機能です。
今まで利用中のアプリがバックグラウンドタスクに移行した際には、最大10分間しか動作できませんでした。
みんなあの手この手でその10分間を延ばし延ばし頑張ってみたり、チューニングを必死にやったりしていましたが、その必要がなくなりそうです。

仕様はまだ詳しくは分かりませんが、「制限のないバックグラウンド音楽プレイヤー」なども作れるかもしれませんし、「youtudeの作業用動画を音声だけ聞く形での音楽プレイヤー」ということも出来るかもしれません。

また、アプリ開発者がアプリ内でのバッチ処理のチューニングを怠ったり、大きなリソースを握ったままバックグラウンド側にいく事によるリソース不足が懸念されます。

バックグラウンドでの連続動作が許されるということは、ようはサーバーとして動作することが可能になるということと同意だと思いますので、やろうと思えば結構悪いことが出来ます。
Appleにはアプリの精査をより一層厳しく行っていただきたいと思います。
※幾分か妄想が含まれております。


Air Drop

これは、すでにMACに搭載されている機能ですが、端末間のファイル共有機能ですね。
今までのiPhoneではなるだけファイルを意識させないような設計をしていたかと思いますが、そのあたりどうなのでしょうか?

「ファイル」の対象となるのはどういったものなのかが気になるところです。
写真、連絡先、カレンダーの予定、safariブックマーク、iBooks内のPDFデータなどが対象になると思います。

単純に考えて、ZIPなどの「再生」出来ないようなファイルは対象外かとも思いますが、
個人的には、端末間のファイル移動に使うUSBの代わりとして、簡単に使えると便利です。



safari

画像は探していただくとお分かりになると思いますが、現在chromeアプリで実装されているレイアウトに非常に似ていますね。
良いと思います。



iTunes Radio

これは、はっきり申しまして何がなんだか分かりません。
というのも、日本では権利の関係で非常に実現の難しい機能だと思います。

全国のラジオ局が協力してradikoを運営しているにも関わらず、地方のユーザが別の地方のラジオ放送を視聴するには至っておりませんから。。。

インターネットラジオ局が新規に立ち上がる、、、音泉のプラットフォームがiTunes Radioに移行される、、、ぐらいがここ数年で実現できる範囲ではないかと思います。



App Storeによるアプリの自動アップデート

これは、アプリ開発者にとっては、ちょっと怖い機能です。
というのも、アプリによっては「今日新バージョンのアプリがアップされたけど、バグ見つかったからみんなアップデートはちょっと待ってね」なんて発表しても後の祭りな訳です。アフターフェスティバル。

iTunes connectで自動アップデートの対象かどうかの設定が有ると良いのですが。。。

また逆に「古いサーバーと通信しているアプリの向け先を新サーバーにしたいからみんな早くアップデートしてくれ!」って時のための強制アップデート通知を送れると嬉しかったりします。



本日より、開発者向けにiOS7のプレビュー版とxcode5が配布されているらしい事で、
早速確認してみましたが、おそらくはいつものごとくサポート無しの、ダウングレード不可だと思いますので、もう少し様子を見ます。

アップデートしましたら、このブログで報告いたします。

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